生後7ヶ月の男の子のママです。帝王切開で出産し産院には10日前後入院していました。長い入院生活の中で、看護師さんに
「赤ちゃんの目やにが止まらなかったら目薬処方しますからね~。」
と何回か言われていましたが、その時はあまり気にもしていませんでした。ただ少し目やにが多いかな?程度でしたので念のため、1ヶ月検診の時に病院の先生に相談すると聞きなれない病名が・・・
それでは生まれてから今日まで(生後7ヶ月の息子)の赤ちゃんの目やにがひどい鼻涙管閉塞症の記録をお話させていただきます。
赤ちゃんの目やにがひどい!鼻涙管閉塞症はいつからいつまで?完治までの時系列
誕生(目やにはわからず)
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↓(10日間の入院中、看護師さんに目やにの心配をされるが母はそこまで気にせず。)
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1ヶ月 (検診時に【鼻涙管閉塞症かも?】と診断され感染症予防の目薬を処方)
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2ヶ月 (予防接種時、小児科でも見てもらうが1ヶ月前と同じ診断、目薬の処方。状態は平行線。)
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3ヶ月( 夜間救急で見てもらう。やはり【鼻涙管閉塞症】と診断。でもこの時に対処方のマッサージを初めて聞く。)
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4ヶ月 ( やっと専門の眼科へ。【鼻涙管閉塞症】と診断確定。だが、今までの目薬は一切止め、マッサージのみの経過観察で自然治癒を待つ。この時、詳しいマッサージ法を丁寧に教わる)
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5ヶ月 (マッサージを続けながら経過観察中。目やには減る事が無く酷くなっている気がする。)
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6ヶ月 (マッサージを続けながら経過観察中も、状態は変わらず。でもそこまで不安はない。)
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7ヶ月(先生に言われていた再受診の目安である6カ月を過ぎ、少し不安に。そろそろ行かなきゃなと思い始める。)
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7ヶ月と1日 (目やにの詰まりがないと気づく!数日様子を見る。)
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7ヶ月と3日 (鼻涙管閉塞症の症状無し!寝起きも眼頭に少し付くだけだし日中も涙が流れない!)
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NEW!! 1歳3ヶ月(もう全く目やにはでていません!)←今ここ!
それでは生後~7ヶ月の目やにの記録を順番にお話ししていきます。病院は何科に通ったのか?目薬は使ったのかなど詳しく書きましたので参考にしてみてください^^
赤ちゃん(息子)の目やにがひどい!症状や経過
生後~1ヶ月の目やに
生後間もなくは特に気にならなかった目やに。ただ、何となく上の子より目やにが多いかな?とは感じていました。
ですが、1ヶ月検診を迎える頃には左目だけ目の周りにビッシリつくほどの目やにに悩まされる事に。検診は出産した産院に小児科もあるので一緒に赤ちゃんの目やにを見てもらいました。すると、
先生:「目と鼻の間に通っている管がうまく通っていないのかな?鼻涙管閉塞症かもね?でも少ししたらよくなるかもしれないから目薬を処方しておくけど、しばらくダメならまた来てみてね。」
うーん?なんだか難しい病名だけど大丈夫なのかな?と少し心配でしたが、とりあえず様子を見てみる事にしました。
生後2ヶ月の目やに
生後2ヶ月を迎え、予防接種が始まりました。この時も目やには全く良くなりません。やはり気になるので、予防接種を受けに行くついでにお世話になる小児科で目を見てもらう事に。
その結果はやはり目薬の処方と、鼻涙管閉塞症かな?と、同じ事を言われるだけでした。
先生:「首がすわる頃に治る子もいるから、その頃まで様子を見てもいいかもね?」
と言われ、あと二ヶ月くらいしたら治るのかな?何て思っていました。でも、左目は常に涙を流し、目やにもネバネバするものが瞳の中にくっ付いていて、ガーゼやスタイはその目やにを拭き取るので、すぐに汚れてしまっていて本当に治るのか?という心配は拭えません。
この時目薬は1週間で効果がなくなるという事で2本処方していただきました。
生後3ヶ月の目やに
生後3ヶ月になり、目薬も計3本くらい使っていましたが全く良くなる気配がありません。ある日、夜間救急にかかった時があり、その小児科の先生にも相談した所、
先生:「鼻涙管閉塞症っていって、管が通っていないのかも。」
と、やはり同じ事を言われて(何回も聞いてるよ・・・)と内心思っていましたが、
「詰まっている方の目頭から下に指をなぞると鼻にポコっと骨があるんだけど、そこをマッサージしてあげると通りやすくなりますよ。」
と、初めて解消法を聞くことができたんです!
先生:「これで流れる人もいるから、気が付いたら根気良くマッサージしてあげてね。」
と言われ少し安心した自分がいました。これでよくなる気がする!と勝手な思い込みをしていました。
生後4ヶ月の目やに
生後4ヶ月。マッサージは常にと言うわけにはいきませんが、気になったらちょこちょことしていました。涙目だった場合はマッサージをすると少しずつその涙が減っているような気がして、それで治るんじゃ?なんて思ったりもしていました。が、そうそう甘くかったんです・・・
常に息子の目やにを気にしている私を見て、ババに「ちゃんと眼科に連れて行ってあげたら?」と言われたのですが、何となくこんな小さな赤ちゃん内に眼科に行くのも・・・と行くのを少し躊躇していた私。
ですが、左目についた目やにの酷さと可哀想な我が子を見て、ここで初めて専門の眼科へ。生後4ヶ月の赤ちゃんでも見てもらえるのかな?と心配していましたがそれは杞憂に変わるのでした。
いよいよ眼科での診察
緊張しながら私が行ったのは、ここ何年かで開院した新しい眼科でした。パンダがマスコットの可愛い眼科で、看護師さんも先生も穏やかで優しい方ばかり。
息子は呼ばれるまで時間があったのでベビーカーでスヤスヤと眠ってしまっていました。そして順番が来て目を覚まさない息子(笑)でもスタッフの方は皆さん優しくて、一緒に息子の診察をお手伝いしてくれて最初の緊張もなくなっていました^^
そして先生はというと、半分寝ている息子の目を診るのに奮闘中!!看護師さんと3人がかりでブルーのライトやペンライト?のような物を使い、どうにかこうにか見てみる事、5分足らず。結果はやはり「鼻涙管閉塞症でしょう。」との事。
実は事前にネットでも色々調べていたので、(あー、やっぱりそうなのね。)と納得できたんです。今後どうするのかなぁ?と少しドキドキしていたのを思い出します。
と言うのも、ネットで色々調べていた時に対処方として、涙腺に管を通し、詰まっている膿を流すという手術法があるというのを見てしまっていたので、もしそうなったら…という恐怖心があったんです。
先生の説明
今まで見てくれた先生方は、やはり専門医では無いので、病名は教えてくれても詳しい説明はありませんでした。なので、毎回モヤモヤしていましたが、眼科の先生なだけあり、説明もわかりやすかったです。
先生:「鼻涙管閉塞症って聞くとなんか怖いイメージがでてきちゃいますよね?例えるなら~、赤ちゃんの目と鼻の間に管があるんですけど、それを排水口と考えてくださいね?排水口にゴミが詰まったら水は溢れちゃうでしょう?いくら水を流したって詰まりは治らないですよね?だからゴミの詰まりを流すために上からブラシで押してあげるとゴミは流れるでしょ?それがマッサージなんですよ。やり方を今から教えますね。」
ほぇぇぇー!!わかりやすっ!!正確にはゴミが詰まっているわけでは無いのでしょうが、説明としてはとてもわかりやすかった!
さすが専門医だなぁ~~と感心しましたね♪マッサージも救急病院で教えてもらっていましたが、息子にやってもらいながら教わったのはこれが初めて。
先生:「鼻の鼻骨っていって、ちょうど目頭の下辺りにあるんだけど、ここをこ指の腹を使って優しく何回か上から下に流れるように押してあげるんです。」
と言われながらやってみると、
先生:「あ!そうそう。そこですね~上手です~。」
と褒めてもらえて私も嬉しい(笑)息子も寝起きで目を見てもらっていた時はギャン泣きでしたが、この頃にはご機嫌になっていました。
今後の治療はどうするか?
そして一番気になるのが今後の対処。ネットだと、涙腺に針金のような物を通して管の通りを良くするなんで見ちゃっていたからすごく不安。でも息子の為・・・私がビビったらダメダメ!と1人でドキドキ。そして先生からは
先生:「昔は私も管を通す手術をしていたんです。」
(ぎゃー!やっぱり!じゃぁ息子もやるの?!ん?でも昔はって言ったよな?)なんて1人でパニクっていると、
先生:「近年は1歳になるまで90パーセント以上の人が(すみません、ここ記憶が曖昧なので90にしていますが、もっとパーセンテージは高かったと思います。)自然治癒していますし、それで治らなくても、2歳までに自然治癒する方がほとんどなんです。なので、今は何もしません。目薬も今まで何本か処方されていますが、これもきっぱりやめます!目薬とはいえ、赤ちゃんに抗生物質はあまり良くありませんからね。」
と優しく説明してくれて(神や!この先生!神や!)と、内心ホッとした自分と、もっと早く眼科に来ていれば目薬もこんなに指すことはなかったのに!となんて考えていると、
先生:「生後6ヶ月でもまだ治らないようだったらまた受診してください。万が一、手術をするようなら全身麻酔をする事もありますが、大抵治癒するので今はまだ考えなくて平気ですからね。」
と言われ、そうだまだ安心できない。確率は100%じゃないんだ・・・けどそれまでに治っていればいいなぁ~。なんて思いながらその日は帰宅しました。
運命の生後6ヶ月になった息子の目やに
そして2ヶ月経った生後6ヶ月。まだまだ目やには治りません。むしろ増えたような気がします。特に酷いのが朝!寝起きは目やにがビッシリで目が開けられないほどだし、カラカラに乾燥した目やにが息子の周りにポロポロと落ちているんです。
本当可哀想で、日中も気がつくと瞳の中にネバネバした目やにがあるし、涙は止まらない。先生の言葉を借りるならば、排水口が詰まって逆流している状態!マッサージも極力してあげていますが、どうにもこうにも良くなる気配がありません。
セカンドオピニオンは?と知人に言われましたが、「自然治癒を待つ」と言ったあの先生の言葉が忘れられず、もう少し様子を見てもいいのかな?でもこのまま治らなかったら…と葛藤しながら毎日を過ごしていました。
そして生後7ヶ月の目やに
先日、息子生後7ヶ月を迎えました!出産してからなんだかあっという間だなぁと思いながら最近は腰座りの為、おすわりの練習なんかしていて気がついたんです。
あれ?なんか目やにが少ない?
今までだったら寝起きは目の周りビッシリだったのが、この日は目頭にチョコンと付いているだけ。大人でも目頭につきますよね?その程度だったんです。でも最近はうつ伏せで顔を布団にグリグリと擦ったりしているから、その時に取れてるだけかも?と、お布団を探してみるも、今まで沢山あった、あのカラカラの目やにも見当たりません。
もしや!これは管が通った?!いや、まだ安心できない!たまたまかもしれない!と少しドキドキしながら数日様子を見た結果、やっぱり息子の鼻涙管閉塞症は自然治癒していましたー!!
日中もガーゼとスタイが拭き取った目やにの黄緑色で染まっていましたが、現在はそんな事もなく、その変わり、ヨダレでビタビタに(笑)もうそろそろ眼科でまた見てもらおうって考えていた矢先だったので、とても安心しました!
毎日毎日酷かった目やに。蒸らしガーゼで寝起きに頑張って拭いてきれいしても、少ししたらまたネバネバしていたあの目やにが無くなって本当良かった!!常に流していた涙も涙跡もなく綺麗さっぱり!息子もなんだか嬉しそうにみえます^ ^
まとめ
赤ちゃんの目やにがひどい鼻涙管閉塞症で悩んでいる方は沢山いると思います。鼻涙管閉塞症は先天性の疾患がほとんどのようで、産まれてから一ヶ月程で症状がでてくるようです。
拭いても拭いても出てくる赤ちゃん目やにはとても心配になりますが、近年の治療法は圧迫マッサージと、経過観察がほとんどのようです。時には不安にもなると思います。でもきっとその子に合った治療法が見つかるはずです^^
赤ちゃんの目やにがひどいなら、早い段階で眼科を受診して万が一、手術をする事になるとしても、その際は自分がきちんと納得して信頼できる先生の元で手術をしてもらうといいと思います。
ありがとうございます❗
今現在、3ヶ月の娘の めやにに、全く同じような状況に悩まされていて、勇気をいただけました!!
先日、やはり行きづらかった眼科にやっと受診したところ目やにが出て朝、目が開かないと聞いただけで、おばあちゃん先生を筆頭に助手の方達、3人がかりで押さえ込まれ針を通そうとされました。結局、穴が見えなかったらしく10分程、大泣きしたあと目薬だけ処方してもらい帰宅しました。目薬を さしても1日中、緑色のネバネバした目やにが止まらず途方にくれていたところです(T_T)
良い眼科も わからず困ってましたので早速 マッサージしてみようと思います!
とても勇気をいただけました☆ありがとうございます!
メッセージ遅くなっちゃってすみません(>_<) コメントありがとうございます♪ 同じ様な悩みのある人が少しでも参考になればと思っていましたので、そう言っていただけると嬉しいです(^_^)私も毎朝起きる度に、目ヤニで目を開けることのできない息子を見るのが辛かったです…。 いつになったら治るのか?そればかり考えていましたが、信頼できる眼科医に出会い、話をすることができて、気持ちがすごい楽になり、もし治らなくても違う方法がきっとある!と信じて自然治癒の道を選びました。 治る治らないは個人差があるみたいなので、不安や葛藤もたくさんありましたが、有難い事に、現在1歳になる息子の目にあの頃の目ヤニや涙はありません。 マッサージ、是非続けてあげてください!いい眼科も見つかるといいですね。 ティンクさんの赤ちゃんの目やにが治りますように☆